宮梁の日記帳

つらつらと

匂い

図書館で本を読んでいた。

 

後ろを人が通る。

ふと懐かしい匂いがした。

 

小学生の頃の懐かしい匂い。

強い柔軟剤の匂い。

 

でも僕はこの匂いか嫌いだった。

正しくはこの匂いの人間が嫌いだった。

 

何かとちょっかいを出してくる嫌いな奴。

すぐに人を馬鹿にする嫌いな奴。

暴力を振るう嫌いな奴。

 

僕はこの匂いでいつも思い出すだろう。

嫌いな奴のことを。